（Via：Jevon ツイッター @jevon_official）

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6月27日にリリースされた宇多田ヒカルのニューアルバム『初恋』。

宇多田本人もインタビューで「今回のアルバムの中でもかなりお気に入りの上位」と語る6曲目の『Too Proud featuring Jevon』。セックスレスを男女双方の目線から描いたという歌詞をトラップ（ヒップホップの派生ジャンル）のフロウに乗せたアルバムの中でも異色の楽曲です。

楽曲でコレボレーションしているJevonについて、

「周囲の人たちに〈最近、誰か好きなラッパーいない?〉と訊いたら彼の名前が挙がって。適度にやんちゃなんだけど品性もあるところが気に入って、ほとんど直感でオファーしました」

（インタビュー記事：http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/18295）

と、彼女らしい理由でオファーされたUKラッパー・Jevon（ジェイボン）とは一体どんなアーティストなのでしょうか。

Jevon

イギリス ウエストロンドン出身、ブラジル、フィリピン、ジャマイカの血を引く24歳のラッパー。父親の影響で小さい頃からUKガレージに触れ、自身の音楽性に大きく影響を与えたそうです。

（Via: https://kadrinks.com/rated-acts-archive/jevon/）

下のビデオは彼が最も影響を受けたというUKガレージ界のパイオニア、DJ EZのライブセットです。

幅広い楽曲

ジャスティン・ティンバーレイクの『Justified』を大胆にサンプリングしたこちらの楽曲は2ステップのリズム。

UKガレージの影響が感じられます。

こちらの楽曲は聖歌隊の合唱をサンプリング。

Kanye West初期の作品（※1）『Jesus Walks』からフィーリングを得たそうです。

（Via: https://www.thelineofbestfit.com/new-music/discovery/new-gen-alumnus-jevon-showcases-killer-flow-on-redemption）

こちらの最新楽曲は、Drakeの大ヒット曲（※2）『One Dance』や、Youtube再生7億回再生のヒットを飛ばしたFrench Montanaの（※3）『Unforgettable』などに代表されるダンスホール系のサマーチューンです。

この楽曲を含むデビューEP『Judas』が7月20日にリリース予定です。

気になった方はニューリリースを楽しみに待ちましょう。

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