ワンダイレクションのメンバー それぞれの現在
2016年3月〜活動休止中のワンダイレクション。
オアシスのリアムが、
「僕らはいつまでもオアシスの誰々という見られ方をする」
と語っているように、世界的に人気を得たグループのソロ活動は簡単ではないようですが、ワンダイレクションのメンバーはソロとして独自のスタイルを追求しています。
ハリー・スタイルズ
(Via: https://www.pinterest.jp)
今年の5月に発表したデビューアルバム『Harry Styles』のリード曲「Sign of the Times」は、クラシカルなロックバラード。
デヴィッド・ボウイやクイーンなどの70年代ブリティッシュ・ロックを彷彿とさせる楽曲とメディアで取り上げられ、全米・全英含む世界中のチャートで1位を獲得しました。
そんなハリーは、今年の12月と2018年5月に来日公演予定です。
リアム・ペイン
(Via: https://www.pinterest.jp)
対して、ハリーの「Sign of the Times」について、
「ハリーの曲なら俺も聴いたよ。正直に言うと、俺の好みの曲じゃないね。自分から聴こうって感じの曲じゃない。」
(米音楽チャンネルのMusic Choiceのインタビューにて)
と語ったリアムの現在のスタイルは、ヒップホップやEDMのメインストリームな曲を今年の5月に発表しています。
フィーチャリングは、アトランタ出身の人気ラッパートリオ「ミーゴス(Migos)」の中心メンバーで、ケイティ・ペリーやメジャーレイザーなどと共演した世界的人気を誇るクエイヴォ(Quavo)。
リアムはこの曲の中で、
「You know, I used to be in 1D (now I’m out, free)」と語り、個人のスタイルを追い求めいています。
7月に発表したZEDDと共演のEDMナンバーもヒットしています。
ナイル・ホーラン
(Via: https://www.pinterest.jp)
ワンダイレクション時代からアコースティックな曲を好んで歌ってきたナイル。
昨年の9月にシンプルなフォークナンバーを発表し全英チャートでトップ10入り。
シングル発表時には、ハリーやルイ、リアムが揃って祝福のコメントを寄せ、メンバー公認のナイルらしさが出ています。
今年の5月にはセカンドシングルも発表。
9月に来日公演があります。
ルイ・トムリンソン
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昨年末にソロ始動した彼は、EDM界の大御所スティーヴ・アオキとの共演曲「Just Hold On」をリリース。
全英チャート2位を獲得しています。
今年の7月には2曲目もリリース。
さらに、1Dの生みの親サイモン・コーウェルと組み、ガールズバンドをプロデュース。今年のデビューに向けて動き始めているそうです。
ゼイン・マリク
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最後は、1Dを正式に脱退した唯一のメンバー、ゼイン・マリク。
いち早くソロデビューをした彼のアルバムは全米、全英含む世界中のチャートで1位を獲得しました。
セカンドシングル「Still Got Time」では、Drake(ドレイク)のレーベルOVO SOUNDに所属するシンガーソングライターのPARTY NEXT DOOR(パーティーネクストドア)をフィーチャー。
この曲は、間も無くリリース予定の彼のセカンドアルバムのリード曲となる予定だそうです。
多様性に富み、才能の集合体だったと改めて認識させられるそれぞれの活躍ぶり。活動再開が待ち遠しいです。