ジェイミー・アイザック / サウスロンドン出身の若き才能(2)
(Via: https://www.musiccrowns.org/features/interview-jamie-isaac-is-growing-and-evolving/)
才能あるアーティストが次々と誕生し、UK音楽シーンで最注目エリアと言っても過言ではないサウスロンドン。
以前、トム・ミッシュについてご紹介させて頂きましたが、そのサウスロンドン出身の若き才能として彼と同じく注目されているのが、ジェイミー・アイザックです。
10月9日には、Shibuya WWWにて、待望の初来日公演も控えています。
最新アルバム『『(4:30) Idler』収録曲『Maybe』
ジェイミー・アイザック(Jamie Isaac)
シンガーソングライター/マルチプレイヤー。1994年生まれ、ロンドン南部クロイドン出身の24歳。
7歳の時にピアノを習い、教会の合唱団で歌うなどクラシック音楽に没頭。父親が聞いていたソウル・ファンクに影響を受け、17歳の時に聴いたチェット・ベイカーに衝撃を受けて以来ジャズにも影響を受けたそうです。
その他、ビル・エヴァンスをはじめ、デイヴ・ブルーベック、テディ・ウィルソンなどのジャズピアニストからの影響も公言しています。
(Via: https://www.musiccrowns.org/features/interview-jamie-isaac-is-growing-and-evolving/)
その後、アデルやエイミー・ワインハウスらを輩出したアートスクール「ブリットスクール」で本格的に音楽を学び、学校で出会ったキング・クルエルとは同級生かつルームメイトでもあり、互いに刺激を与え合いました。
(Via: https://medium.com/hindeed-walk/taint-king-krule-jamie-isaac-remix-37dd27c97fbf)
キングクルエル(アーチ・マーシャル名義)との曲『Ammi Ammi』
2014年にデビューEP『Blue Break』を発表。
EP収録曲『She Dried』
2016年には、マーヴィン・ゲイからのインスピレーションを受けながら制作した1st アルバム『Couch Baby』を発表。ミニマルな音とシンプルな歌詞で、リラックスした雰囲気でロマンチックなアルバムと自ら語っています。
アルバム収録曲『Find The Words』
2018年6月、最新アルバム『(4:30) Idler』を発表。
ロンドンとは正反対のインスピレーションを受けるため、晴天が多いカリフォルニアでも制作したそうです。ジャズやダブの要素に加え、ヴォサノバのリズムを取り入れるなどの試みも加わり、彼のさらなる進化を感じれるアルバムに。各音楽誌で軒並み高評価を受けています。
アルバム『『(4:30) Idler』収録曲『Wings』
今後の活動
映画『ブラックパンサー』のサントラ、ケンドリックラマーとの『All The Stars』でもお馴染みのシザ(SZA)をR&Bシーンの中で最高のアーティストと公言し、今後は、年内にフィメールラッパーを迎えた楽曲(特にNonameと一緒にやりたいそう)を制作、発表する予定と話しています。
新たなジェイミーの楽曲に期待です。