いまホットなUKミュージシャン
(Via: http://buzz-netnews.com/bowie_gaga_grammy)
先日行われた第58回グラミー賞のパフォーマンスで、レディ・ガガがデヴィッド・ボウイへの追悼として披露したトリビュート・パフォーマンスが話題になりましたが、イギリスには音楽の歴史に名を刻む偉大なミュージシャンが数多くいます。
ビートルズ、ローリング・ストーンズ、キンクス、フィル・コリンズ、ヴァン・モリソン、ロッド・スチュワート、レッドツェッペリン、エリック・クラプトン、デヴィッド・ボウイ、セックス・ピストルズ、ザ・クラッシュ、ポリス、ザ・フー、ピンクフロイド、ブラック・サバス etc.
過去の偉大なミュージシャンを見てわかるように、元々UKの音楽といえばロックです。「ロックの街」というイメージは今でも根強いですが、いま現地でホットなミュージシャンは過去のUK音楽のイメージとは大きく異なります。
そこで、今も変わらず世界の音楽シーンをリードし、ファッション業界にも多大な影響を与え続けるUKの音楽シーンを代表する人気アーティストを一挙ご紹介します。
仮にアーティストにピンとこなくても、曲を聴けば「聞いたことある!」ということも多いと思います。
アデル(Adele)
(Via: http://theeverygirl.com/5-important-lessons-from-adele/)
まずは言わずと知れたこの人。21世紀以降、楽曲の総売上で世界で最も売れているシンガーソングライター。
過去2年連続でグラミー賞を受賞し、2012年には『007 スカイフォール』の主題歌を歌い、アカデミー賞で主題歌賞を受賞。
最新アルバム『25』は2015年に世界で最も売れたアルバムとなり、すでに全世界で800万枚以上のセールスを記録。
マーク・ロンソン(Mark Ronson)
(Via: https://www.festivall-app.com/festivals/smukfest/artists/mark-ronson)
アデルやエイミーワインハウスのプロデューサーとして知られる音楽プロデューサー 。
第58回グラミー賞(2016年)で『 Uptown Funk ft. Bruno Mars 』が年間最優秀レコード賞を受賞。2015年に最も売れたシングルとなった。
エド・シーラン(Ed sheeran)
(Via: http://fnmnl.tv/2017/03/29/26301)
叩き上げのシンガーソングライター。
第58回グラミー賞(2016年)で『 Thinking Out Loud 』が主要4部門の内の1つである年間最優秀楽曲賞を受賞。
同曲で最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞も受賞し、2冠に輝く。
ワンダイレクション(One Direction)
(Via: http://www.onedirection.jp/)
「21世紀のビートルズ」とも言われる説明不要の世界的人気ボーイバンド。
サム・スミス(Sam Smith)
(Via: http://mimiuchi.info/cms/wp-content/uploads/2016/08/1816-samsmith.jpg)
2015年公開の映画『007 スペクター』の主題歌を歌うシンガーソングライター。
第57回グラミー賞(2015年)で6部門にノミネート、主要4部門中3部門獲得。
同年、アルバム「In the Lonely Hour」が69週連続でUKチャートトップ10にランクインしギネス記録に認定。
ディスクロージャー(Disclosure)
(Via: http://yougaku24.net/disclosure/)
25歳と22歳の兄弟からなるダンス・ミュージックデュオ。
サム・スミスをボーカルに迎えた2012年リリースのシングル『Latch』が話題となりUKチャートで最高11位。
デビュー・アルバム『Settle』はUKチャート初登場1位を獲得。
ルデイメンタル(Rudimental)
(Via: https://alchetron.com/Rudimental)
2011年 デビューしたロンドン出身の4人組エレクトロ・ドラムンベースバンド。
EDMの中では珍しいバンドスタイルで、ソウルフルなサウンドが特徴的。
世界各国のチャートで1位を獲得し、2014年には最優秀ブリティッシュ・シングル賞を受賞。
エド・シーランやエミリー・サンデーなどとも共作。
カルヴィン・ハリス(Calvin Harris)
(Via: http://mog.wpblog.jp/im-not-alone-calvin-harris-%E5%92%8C%E8%A8%B3/)
スコットランド出身のDJ。
リアーナ、ケシャなどの楽曲を制作。2015年は78億円を稼ぎ、3年連続世界一稼ぐEDMのDJに。
テイラー・スウィフトと恋仲だったことでも有名。
エリー・ゴールディング(Ellie Goulding)
(Via: https://i.pinimg.com/originals/c6/9b/6f/c69b6fde59e1377f9de03e0da2d00566.jpg)
広いオクターブと甘いヴォイスを持つシンガーソングライター。
2010年 デビューアルバム『Lights』でUKチャート1位を獲得。
2013年にリリースされたカルヴィン・ハリスとのコラボ『I Need Your Love』が米ダンスチャート1位を獲得。
第58回グラミー賞(2016年)では『Love Me Like You Do』で最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンスにノミネート。
コールドプレイ(Coldplay)
(Via: http://www.emoviesinmotion.com/?p=2271)
今もなお高い人気を誇るロンドン出身のオルタネイティヴ・ロックバンド。
各音楽賞を総なめにし、スタジオアルバムはすべてUKチャート1位を獲得。USチャートでも1位を獲得している。
全世界で8,000万枚以上のレコードセールスを持つ。
アメリカの国民的行事であるハーフタイムショーでビヨンセ、ブルーノ・マーズと共に出演。
リタ・オラ(Rita Ora)
(Via: https://atrl.net/forums/topic/48635-rita-ora-album-out-november-video-tomorrow/)
JAY-Zが代表を務めるロック・ネイションに所属するロンドン出身のシンガー。
デビューシングル、アルバムともにUKチャート1位を獲得。かつてブルーノ・マーズと交際していたことも。
ファッションアイコンとしても人気でadidas originalsのモデルやコラボレーションもしている。
クリーン・バンディッド(Clean Bandit)
(Via : http://musicfinder-mrv.com/?p=2299)
クラシックとエレクトロを融合させた音楽グループ。2009年にイギリス・ケンブリッジで結成。
第57回グラミー賞(2015年)で『Rather Be』で最優秀ダンス・レコーディング賞を受賞。
ジェイムス・ベイ(James Bay)
(Via: http://hivesociety.com/2015/09/22/james-bay/)
第58回グラミー賞(2016年)で最優秀新人賞、最優秀ロック・ソング賞、最優秀ロック・アルバム賞の3部門にノミネートされた、25歳の新進気鋭のシンガーソングライター。
デビューアルバム『Chaos and the Calm』はいきなりUKチャート1位を獲得。
ジェス・グリン(Gess Glynne)
(Via: http://www.yourvalleynews.co.uk/frontpage-news/jess-glynne-at-the-races/)
シンガー・ソングライター。
クリーン・バンディット(Clean Bandit)の『Rather Be』のヴォーカルとして一躍脚光を浴びる。
デビュー・アルバム『I Cry When I Laugh』にはUKチャート1位を獲得したシングル5曲を収録。
エミリー・サンデー(Emeli Sande)
(Via: http://www.fanpop.com/clubs/emeli-sande/images/39907423/title/emeli-sande-wallpaper)
スーザン・ボイルやリアーナ他、多くのアーティストに楽曲を提供するシンガーソングライター。
2012年 デビューアルバム『Our Version of Events』はUKチャート1位を獲得。
2012年のロンドンオリンピックの開会式でパフォーマンスを披露。
先日のグラミー賞で最多部門受賞のケンドリック・ラマーとも共作(『Next to Me』)
現在ニューアルバムに向けてアリシア・キーズ、ケイティ・ペリー、リアーナなどと楽曲制作中。
タイニー・テンパー(Tinie Tempah)
(Via: https://thestarsfact.com/tinie-tempah/)
デビューシングル、デビューアルバムともにUKチャート1位。
UK出身のラッパーとして、史上初めて全米でミリオン・セラーを達成。
また、GQ誌が選ぶベスト・ドレッサー賞も受賞しおり、ファッションアイコンとしても活躍。
マムフォード・アンド・サンズ(mumford&sons)
(Via: https://ticketcrusader.com/mumford-sons-presale-passwords/)
2007年に結成された、ロンドン出身の4人組フォークロックバンド。
デビューアルバム『Sigh No More』は全世界で800万枚以上という驚異的な売り上げを記録し、グラミー賞やNMEアワードの最優秀新人賞にノミネート。
3rd. アルバム『Wilder Mind』は、イギリス、アメリカ、オーストラリア、カナダ、アイルランド、オランダ、ノルウェーでチャート1位を獲得。
ザ・ナインティーンセヴンティファイヴ(The 1975)
(Via: http://www.irishnews.com/arts/music/2016/01/29/news/)
マンチェスター出身のオルタネイティブ・ロックバンド。
2013年 デビューアルバム『The 1975』はUKチャート初登場1位。
2016年2月に発売されたセカンドアルバム『I Like It When You Sleep, for You Are So Beautiful Yet So Unaware of It』が、イギリス、アメリカなど6カ国以上でチャート1位を獲得。
フォーメーション(Formation)
(Via: https://themusicradaruk.com/2017/03/28/album-review-formation-all-the-powerful-people/)
YMOやヒップホップ、ジャズ、オーケストラ、アフリカンミュージックなどの多様なサウンドに影響を受けた強靭なグルーヴが特徴のストリート発の人気バンド。
2017年4月にデビューアルバム『Look at the Powerful People』を発表。
まだまだ紹介しきれないUKミュージシャンはたくさんいますが、様々なジャンルから世界的なミュージシャンが誕生しています。
今後も、UK音楽シーンから目が離せません。