『トレインスポッティング』 続編の制作がスタート
1996年世界中で大ヒットを記録した「クール・ブリタニア」を象徴するイギリス映画『トレインスポッティング』の続編製作が、今月の16日にいよいよスタートしたようです。
こちらが先日公開されたティザー広告です。
監督・キャスト
前作に引き続き、『スラムドック・ミリオネア』、『スティーブ・ジョブズ』などを手掛けたダニー・ボイル監督がメガホンを取ります。
キャストも前作に引き続き、ユアン・マクレガーをはじめ、主要キャスト4人が復帰します。
同名の小説をもとに製作された前作映画ですが、今回も続編小説『ポルノ』を下敷きに脚本され、前作の20年後を描く内容になるそうです。
前作で「俺は選ばないことを選んだ。人生ではなく他のものを選んだ。理由?理由なんかいらない。ヘロインがあれば誰も理由なんか必要ない」
と語り、底辺な生活を送っていた主人公のレントンも、
「世界を良くするチャンスとして夜明けに会うことを選べ。友達を選べ。愛。幸せ。まっとうな暮らしとポジティブな考え方」
と、20年後の世界では大きく変わっています。
一体どんな物語になっているのか、楽しみですね。
公開日
イギリスでの公開予定日は、2017年1月27日。
日本の公開日はまだ未定です。
前作のあらすじ
スコットランドに住むマーク・レントン (ユアン・マクレガー)は典型的なジャンキー。いつも仲間達と群れては麻薬を打つ毎日。一度はドラックとの決別を決意したものの、耐え難い禁断症状が彼を襲う。
同じ頃、麻薬に手を出すようになっていた仲間の1人、トミーがエイズに感染していることが判明。レントンは自分がエイズに感染しなかったことを幸運だと思い、禁断症状を克服する。
スコットランドを離れ、ロンドンで不動産屋に就職したレントンは、安定した生活を得たように思われた。が、その店に昔の仲間が押しかけてきてしまい、レントンは会社をクビになる。失意の中、レントン達はスコットランドに帰郷をするが、トミーがエイズで亡くなってしまう。
トミーの葬式後、仲間のシック・ボーイが麻薬売買のうまい話があると言い、これが最後だとレントンは計画に乗るが・・。
トレインスポッティングを「知らない」「見たこと無い」という若い人は、ぜひ一度前作をご覧になってください。