スーパーオーガニズム / 多国籍のニューポップバンド
(Via: http://wrszw.net/superorganism-everybody-wants-to-be-famous/)
結成してすぐの2017年にSoundcloudで楽曲を発表してから、話題沸騰中のスーパーオーガニズム。先日のフジロックフェスティバル’18でも堂々のパフォーマンスを披露しました。
そんな彼女たちが、最新のミュージックビデオをアップしました。
スーパーオーガニズム(Superorganism)
ボーカルを務める18歳の野口オロノを中心にロンドンで活動。日本、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドという多国籍のメンバー8人によるバンド。
楽曲
「自分たちのサウンドはこれ」と決めて作るのではなく、好きな音を組み合わせていくスタイル。
ギターのハリーとシンセサイザーのエミリーが作った楽曲のアイディアに各パートのメンバーが好きな音を足していき、ヴォーカルのオロノが歌詞を作るそうです。その結果、楽曲には日常会話や生活音のサンプリング、楽器の生音など様々な音色が入った新しいサウンドに。
また、ロンドンで共同生活をしながらも活動拠点はインターネットと語るのは、特定のイメージを持たれたくないからだそうです。
メンバーの出会い
メンバーが活動していたインディロック系バンドのYouTube動画をたまたまオロノが見て好きなり、彼らの来日公演に観に行って仲良くなったことが出会いのきっかけ。
Facebookでやりとりをしていくうちに仲良くなり、オロノがSoundcloudにアップしていたウィーザーなどのカバー音源を彼らが聴いたことがきっかけで、2017年のオロノの17歳の誕生日の時にメッセージで「一緒にプロジェクトをやらないか」とオファーをしたそうです。そして、翌日にはデモ音源が送られてきたものにすぐに歌詞とボーカルを入れて送り返したそう。
その曲が、スーパーオーガニズムが世界に知られるきっかけになった曲『Something For Your M.I.N.D.』となりました。
デビューのきっかけ
Soundcloudにアップした『Something For Your M.I.N.D.』をフランクオーシャンがアップルミュージック「Beats1」の自身のラジオ番組で流したことで話題となり、多くのレーベルから連絡が来たそうです。
そして2017年9月には、アークティック・モンキーズやフランツ・フェルディナンドが所属するUKの名門レーベルDominoと契約を果たしました。
リミックスワーク
宇多田ヒカルの最新アルバム『初恋』収録曲『パクチー』のリミックスや、
ゴリラズの『Humility』のリミックス
こちらの映像は番組の企画でのセッションで、ポストマローン、MGMTそれぞれの『Congratulations』をマッシュアップ。
多様な音楽性で新しいポップミュージックを発信しているスーパーオーガニズム。
来年の1月に日本ツアーの開催が予定されているので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
<参考記事>