デイヴィッド・シュリグリー / ブラックユーモアに溢れた現代アーティスト

デイヴィッド シュリングリー リアリーグッド Style

デイヴィッド・シュリグリー

 

1968年生まれ。イングランド北部のマックルズフィールド出身。

グラスゴー・スクール・オブ・アートを卒業後、イングランド南部のブライトンで活動しています。

2013年にはターナー賞(英美術界のノーベル賞)にノミネート。

英国の代表的なパブリックアートのひとつ「第4の台座」プロジェクト(@トラファルガー広場)で、7メートル以上の巨大な「いいね」を表した彫刻「Really Good」を発表し、話題となりました。

 

 

ブラックユーモアに溢れた作品

 

デイヴィッドシュリングリー I'm DEAD

(Via: https://www.theguardian.com

 

『I’m DEAD』(2010)

 

「僕は死んでいます」のプレートを持った剥製の犬。ターナー賞にノミネートされた作品です。

 

 

デイヴィッド シュリングリー 墓石

(Via: http://premierartscene.com/magazine/david-shrigley-london/

 

『Gravestone』(2008年)

 

墓石に書かれているのは、食品の名前と薬品成分のアスピリン。

 

 

デイヴィッド シュリングリー リアリーグッド

(Via: https://www.standard.co.uk/

 

『Really Good』(2016年)

 

親指のバランスがおかしいロンドンのトラファルガー広場に設置された7メートルを超える巨大な”いいね”。

いいねに執着するSNS社会に対する風刺。

 

 

風刺も人気。UTとのコラボTシャツなど、商用化もされています。

 

 

デイヴィッドシュリングリー Father

(Via: https://www.pinterest.jp)

 

『untitled』(年数不明)

 

デイヴィッド シュリングリー Play to Win

(Via: https://www.pinterest.jp)

 

『untitled』(年数不明)

デイヴィッドシュリングリー マニキュア

(Via: https://www.pinterest.jp)

 

『untitled』(年数不明)

 

 

作品の中には、アニメーションも多数。

 

ロックバンドのBlur (ブラー)のPVも製作。

 

 

 

そんな彼の展覧会が日本でも開催される予定です。

英国らしい風刺に興味のある方は、ぜひ足を運んでみてください。

 

デイヴィッド・シュリグリー「ルーズ・ユア・マインド―ようこそダークなせかいへ」

会場:水戸芸術館 現代美術ギャラリー

開催日 :2017年10月14日(土)~ 2018年1月21日(日)

公式サイト:http://arttowermito.or.jp/gallery/gallery02.html?id=470