革バッグのお手入れ方法
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最近はすっかり涼しくなって秋っぽくなってきました。
革バッグが活躍する季節ですね。
でも皮革製品は天然素材ゆえに、色落ちなどの劣化を避けることができないのが現実…。
主な原因としては、
①水濡れ・湿気(汗などを含む)
②摩擦
などが考えられます。
そんな「日常に潜む原因」からバッグを守るためには、日頃のお手入れが大事。
ということで実際にお手入れをしてみましょう。
今回お手入れするバッグ
使用半年、だいぶ汚れてしまっています。
使う道具はこちら
1. 表面の汚れ落とす
まずは全体をブラッシング(馬毛ブラシ)と乾拭き
2. 専用クリーナーでさらに汚れを落とす
次にクリーナー(汚れ落としクリーム)で汚れを落とします。
クリーナーが合わなかった時のことを考えて、念のため、底面から試します。
この時点で汚れは、だいぶ目立たなくなりました。
Before
After
ここで分かったことは、「汚れ」は取れるけれど、「キズ」や「衣服の染色による色写り」は取ることは難しい。
ということが分かりました。
3. クリーナーを拭き取る
軽く、クリーナー剤を拭き取ります。
クリーナーが残っていると後の保革作業に影響が出ますので、しっかり拭き取ります。
4. 油分を補給して保湿を取り戻す
最後に皮革用クリームを塗ります。
クリームを浸透させることによって、
1.繊維間の摩擦を少なく → 革にしなやかな柔軟性
2.薄い膜を作る → つや出し効果
が期待できます。
仕上げ方によって使用するクリームが異なりますので、ご注意ください。
5. 革に磨きを掛ける
仕上げに革用お手入れクロスで磨いて、ブラッシングをして、完成です。
お手入れ前より、バッグの表情が活き活きしている気がします。
ぜひ、ご愛用バッグの素敵な表情を引き出してみてください。